オーナーから工場施設内の案内をしてもらった後は・・・
昨日接待のために、スタッフを連れて釣りとダイビングに行ったそうで、その際、エビや鯛を釣ってきたそうです。
よく聞いてみると今日のランチは、何とその採ってきたものを調理して用意してくださるそう!
奥様からSAEFOODは好きと聞かれみんなで「もちろんです!」と(^-^)
事務所から車で移動すること5分ほど、隣町のカフェレストランにやってきました。

前日から予約を入れておいてくださっていたようで、カフェレストランの外の大きな広~い座席へ
何とテーブルに並べられたのは
ジャーン!!
昨日取れた伊勢海老?Bigな「ロブスター」!!!!
こちらニュージーランドでは、これが普通のおもてなしのようですね。
なので、遠慮せずに食べるのが相手に対しての礼儀でもあるようです。
日本人はどうしても遠慮してしまう傾向にありますが、ニュージーランドではそれが失礼に値してしまいます。
なので、必死でいただきました!というか、サブでオーダーしたメインメニューよりも美味しすぎて、味噌まで完食!
楽しいランチ時には前日からオーナーが接待していた投資家の方も途中から参加。
みなさん日本が大好きという事で、昨年仕事で参加した日本のフードショー、その時に寄ったという日本の温泉の話で盛り上がり
その時のエピソードを聞きながら楽しい時間を過ごしました。
ランチ後はいよいよファーマー所有のマヌカハニーの採取場所へ
Tai Tokerau地方の西海岸「90マイルビーチ(ビーチの名前)」沿いをドライブしながら進むとその先は・・・
マオリの地最大のマヌカの森、小高い山から海岸沿いまで見渡す限り広大なマヌカの森


舗装されていない道を山の上に向かってどんどん進むと、まだ、所々マヌカの白い花が咲いているのが見られます。
この広大な土地に3,000箱の蜂の巣箱を設置するそうです。
3,000箱!!
すごい数で想像もつきませんが、ミツバチ達はこれだけの広い土地からマヌカの蜜を採取するのです。
道がない場所には、ヘリコプターで蜂の巣箱を設置したり移動させたりしているそう。
なぜ巣箱の移動が必要なのでしょうか?
マヌカの花は標高の低い、山のふもとから咲き始め、次第に山の高いところへと向かって
咲いていきます。
なので、花の咲く場所に沿って、蜂の巣箱の移動も必要となります。
道があれば車で移動をさせているようですが、道のない場所がほとんど。
これだけの巣箱を管理するとなると、繁忙期は毎日寝ずの作業と管理が必要なほど
大忙しになります。
もうこの日は今季の蜂蜜採取もひと段落していましたが、今日採取作業している場所まで案内してもらい巣箱を見せていただきました。


こんな宇宙服みたいな作業服を着せてもらい、ミツバチがたくさん飛ぶ中巣箱のある場所へ
巣箱を開けてもらうと今まで見たこともない数のミツバチ🐝達が巣の中に!!
その巣には蜜がいっぱい詰まっていました。
マヌカハニーも蜂の巣にある段階では、まだ透き通った色の状態なんですね。


この土地はマオリの人々しか所有できない土地となっており、しかも一番濃い・質の良い
マヌカハニーが採取できる場所でもあります。
「だから、ニュージーランド国内の他のメーカーや養蜂家もこの土地に目をつけているのだが、マオリ族しか所有できない土地だから誰も入れないんだよ」とオーナーが語ってくれました。
ふむふむ
マオリ族しか所有できないマオリの土地、同じニュージーランドの人々でも所有できない土地があったんですね。
